この年度末は、大変忙しいものでした。
    いろんな事業の総括の目白押しでした…
    このまとめの戒めを二つ記します。
 一つ、各プロジェクトを担当するということは、まず最終目標とするソリューションをイメージして、各プログラムを展開することになります。
    そして、ソリューションを単なる描いた絵とすることなく、一人ひとりにとって行動を伴うものとする具体性が必要です。
    つまり、ビッグピクチャーを見せるとしても、それぞれの段階での行動に移せるスモールピクチャーをしっかり提案することが大事なんだということです。
 もう一つ重要なことは、年度を通しての事業となるので、日々の、月々の、プログラムや写真やアンケート等を、しっかり報告書形態でマンスリー毎に記録していくことです。
    仮説をもとに各プログラムを展開しているのだから、その検証を一つひとつしっかり記録し、次のプログラムに活かし、展開することになります。
    そして、思い描いた通りにならないことも、いろいろ出てくることもあります。
    それはそれで成功です。
 「予定調和でない」ということが、現実を見る、語るということになるからです。
    こうした現象をスモールピクチャーとして提示することが、プロジェクトの一つの成果となります。
 今、記した二つのポイントを纏め、整理することに追われた2~3月です。
    その間に提案事業を2~3本抱えて運営していたのだから、私たちの能力はなかなか侮りがたきものです。
    自信を持つべきです。
 一方で、最後の最後まで総括に振り回されたのは、日々の準備不足があったことも否めません。
    自信と反省の2~3月でした。
    来期はこの反省を生かした日々を進みましょう。
    健康でこの期を終えられたことを、みな様に感謝します。
    ありがとう。
理事長 井上 健雄
